復水器装備車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 06:14 UTC 版)
南アフリカ国鉄25形 ヘンシェル・ウント・ゾーン製 1950 - 1992年。渇水の厳しい南アフリカの乾燥地帯のさらに高原を走破するため、排出した蒸気を再循環する装備(コンデンシング)を炭水車に備えている。水槽容量40t(10,500ガロン)3軸ボギーのNC型に復水器をのせたC型は容量20tながらタービン・ファンを積むため車両長は18mに及び、水消費を40%に抑えるのと引き換えに700馬力を損失するが機関車はなおも110km/hを保つ。 なお鉄道作業局3920形のコンデンシングは復水装置とは異なる。
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