御馳走屋敷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/11 02:18 UTC 版)
江戸時代、岡崎宿の中心であった伝馬町には岡崎藩の迎賓館、御馳走屋敷があった。幕府はここで公式に朝鮮通信使を迎えたとされている。1826年(文政9年)の「家順間口書」によると間口が15間以上もある立派なものであった。勅使や宮様、御三家、老中、所司代、お茶壷、朝鮮通信使などの高位高官の一行が岡崎宿を利用する際の接待には、岡崎藩から家老がこの屋敷に出向き丁重に挨拶したという。 岡崎信用金庫資料館南側の御馳走屋敷の地には長く「伝馬公設市場」が建っていたが、2007年(平成19年)に閉鎖。建物は取り壊され、現在、跡地は岡崎市社会福祉協議会の駐車場として使用されている。
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