役員のパワーハラスメントによる社員の自殺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:26 UTC 版)
「ヤマハ」の記事における「役員のパワーハラスメントによる社員の自殺」の解説
2020年1月、ヤマハの研究開発部門に所属する30代の男性社員が、上司にあたる50代の執行役員のパワーハラスメントにより自殺した。ヤマハや関係者によると、男性社員は2019年4月に課長に昇任。同年6月ごろから執行役員による厳しい指導が目立ち始め、男性社員は体調を崩して11月から休職して療養していたが、2020年1月に自殺した。2019年末、社内の通報窓口に執行役員がパワハラ行為をしているとの情報が寄せられ、ヤマハは調査を開始。その直後に男性社員が自殺したため、外部の弁護士も交えた調査の結果、執行役員の行為はパワハラに該当し、自殺の原因になったと認定された。ヤマハは遺族に謝罪し、執行役員を2020年3月末で退任扱いにした。
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