形式表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 21:23 UTC 版)
「参照 (計算機科学)」の記事における「形式表現」の解説
より一般化すると、参照は、あるデータの一意の検索を可能とする別のデータとみなすことができる。これにはデータベースの主キーや連想配列のキーなども含まれる。データの集合 D について、D から D ∪ {null} への一意に定まる関数が参照の定義となる。ここで null は意味のあるものを指していないデータである。 このような関数の別の表現として、「到達可能性グラフ; reachability graph」と呼ばれる有向グラフがある。ここで、各データは頂点として表され、データ u から データv へのエッジがあるとき、u は v を参照している(グラフ理論)。最大出次数は 1 である。このように参照をグラフとして捉えることはガベージコレクションで到達不可能なオブジェクトからのアクセスを分離するのに有効である。
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