フッ化ビニル
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/22 19:57 UTC 版)
フッ化ビニル Vinyl fluoride |
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Fluoroethene |
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別称
フルオロエチレン
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 75-02-5 ![]() |
PubChem | 6339 |
ChemSpider | 6099 ![]() |
EC番号 | 200-832-6 |
KEGG | C19185 ![]() |
ChEBI | |
RTECS番号 | YZ7351000 |
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特性 | |
化学式 | C2H3F |
モル質量 | 46.04 g/mol |
外観 | 無色の気体 |
匂い | 微かなエーテル臭 |
密度 | 0.636 g/cm3 |
融点 | -160.5 °C, 113 K, -257 °F |
沸点 | -72.2 °C, 201 K, -98 °F |
水への溶解度 | 微溶 |
蒸気圧 | 25 500 kPa |
危険性 | |
EU分類 | 引火性 (F+) |
NFPA 704 | |
Rフレーズ | R12 |
Sフレーズ | S9, S16, S33 |
発火点 | 385℃ |
爆発限界 | 2.6 - 21.7 % |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
フッ化ビニル(フッかビニル、英: Vinyl fluoride)は、化学式C2H3Fで記される有機フッ素化合物。無色の気体で、わずかにエーテル臭がある。フッ素樹脂原料の単量体として利用される。
製造
1892年にフロンの製造に成功したベルギーの科学者フレデリック・スワルツ (Frédéric Swarts) により、1901年に初めてフッ化ビニルが製造された。スワルツは亜鉛と1,1-ジフルオロ-2-ブロモエタンから製造したが、工業的にはアセチレンとフッ化水素から水銀を触媒として2つの経路により製造される[1]。
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