弁慶にちなむ名前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 16:09 UTC 版)
弁慶蟹 海に近い河口域に住む小型のカニ。名前の由来は、甲羅の模様が弁慶の厳つい形相を連想させるからと言われる。戦に敗れ海に沈んだ平氏を連想させるヘイケガニと対比させたともいわれる。 弁慶縞 「弁慶格子(べんけいごうし)」とも。紺色と茶色や浅葱色など、二色の色糸を格子状に碁盤の目のように織った文様。茶と紺のものを「茶弁慶」、紺と浅葱のものを「藍弁慶」という。縦横の縞が交差するところは色が重なって濃くなっている。 弁慶草 別名イキクサ。分厚い葉と群をなす淡紅色の小花が特色の多年草。 辨慶號 北海道の官営幌内鉄道で使用されたアメリカ製のテンダー型蒸気機関車の第2号機に付けられた愛称で、ほかにも「義経」(1号機)や「しづか」(6号機)など弁慶に縁のある歴史上の人物にちなんだ愛称が付けられた。国鉄7100形蒸気機関車として鉄道博物館に保存。 弁慶岬 北海道寿都町の寿都湾西口にある。衣川で死んだとされた弁慶は傷つきながらも命を取り留め、ようやくこの地に流れ着き再起の機会をうかがっていたという伝説が残る。
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