建造物への被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/29 00:57 UTC 版)
寒冷地でも、建造物を構成するコンクリート内に同様の作用が見られ、それに伴って生じる冷害が問題視されている。欠陥部等よりコンクリート中に入り込んだ水分が凍結し、体積の膨張により欠陥部が拡大することでコンクリートが劣化、凍結と融解の作用が繰り返して行われることで建造物の損傷は更に拡大する、といったものである。冷害対策として、コンクリート内への水分侵入を防ぐために表面舗装を行ったり、冷害による劣化への耐性に特化したコンクリートや石材の使用等がなされている。
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