建造と試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 15:14 UTC 版)
ハヴォックは1893年8月12日に進水し、同年10月28日の海上公試では戦艦に追いつけるほどの優速を発揮した。しかし、それと同時に自分が発射した魚雷を追い抜いてしまうため、船首魚雷発射管は役に立たないことも判明した。また、艦首が波に突っ込む傾向があり、船首楼は水浸しとなった。このため、本級以降の駆逐艦にタートルバックが採用されることはなかった。 海上公試の結果、ハヴォックは「良好」、ホーネットは「良好だがやや習熟を要する」と判定されたが、ホーネットはハヴォックより石炭をかなり多く消費していたことも明らかになった。
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