建築・設置ゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/28 00:40 UTC 版)
間口は狭く、赤地に白の「GAME」と書かれた昭和テイストを感じさせる看板がセンター街に垂直に掲げられていた。建築は地下1階と地上5階(ただし1階フロアは別のプリクラ専門店が入っており、こちらは2013年末も健在だった)で、各階の移動には狭い階段か、入り口すぐに設置された古めかしいエレベーターを利用した。このエレベーターは「ガタガタと不気味な音を響かせながら超低速スピードで上昇する狭くて暗いエレベーター」などと表現されるある種の名物で、定員は5名と謳いながらも実際に5人乗ると、さながらラッシュ時の満員電車状態になる代物であった。階段スペースには「頭と指先を鍛えよう」、「頭の体操 知能向上」といったさまざまなキャッチコピーの書かれたプレートが掲げられていた。 2013年の閉店時、地下1階はレトロゲーム、地上階は2階が音楽ゲーム、3階にはネットワーク対応のゲーム、そして4階と5階は対戦型格闘ゲームがメインで設置されていた。地下のレトロゲームは、『バブルボブル』や『テトリス』といったパズルゲームから、ベルトスクロールアクションゲームの『ファイナルファイト』、対戦型格闘ゲームでは『ストリートファイター2』のような懐かしのゲームが現役で稼動していた。「渋谷の格ゲーの聖地」とも評されるように、4階と5階のフロアには新旧さまざまな対戦型格闘ゲームが設置されていた。
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