底変換とは? わかりやすく解説

底変換

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 17:58 UTC 版)

コンピュータの数値表現」の記事における「底変換」の解説

これらはいずれ位取り記数法だが、十進法重み付け10べき乗であるのに対して八進法では8のべき乗十六進法では16べき乗になっている十六進や八進による表現から整数値を得るには、十進二進などの他の記法場合と全く同様に、各桁の数字にその位置重み付け値をかけ、それらの総和求めればよい。例えば、 八進 756 = (7 × 82) + (5 × 81) + (6 × 80) = (7 × 64) + (5 × 8) + (6 × 1) = 448 + 40 + 6 = 十進 494 十六3b2 = (3 × 162) + (11 × 161) + (2 × 160) = (3 × 256) + (11 × 16) + (2 × 1) = 768 + 176 + 2 = 十進 946 また、八進法の1二進法の3そのまま対応する000 = 八進 0 001 = 八進 1 010 = 八進 2 011 = 八進 3 100 = 八進 4 101 = 八進 5 110 = 八進 6 111 = 八進 7 同様に十六進法の1二進法4桁そのまま対応する0000 = 十六進 0 1000 = 十六進 8 0001 = 十六進 1 1001 = 十六進 9 0010 = 十六進 2 1010 = 十六進 a 0011 = 十六進 3 1011 = 十六進 b 0100 = 十六進 4 1100 = 十六進 c 0101 = 十六進 5 1101 = 十六進 d 0110 = 十六進 6 1110 = 十六進 e 0111 = 十六進 7 1111 = 十六進 f そのため、二進による表現は、1001001101010001 のように長くても、単に数毎に区切ってそのまま書き換えるだけで、八進や十六進による表現に、書き換えできる。 001 001 001 101 010 001 二進 = 1 1 1 5 2 1 111521 八進 1001 0011 0101 0001 二進 = 9 3 5 1 9351 十六進 しかし、十進には、これらのような単純な書き換え変換することはできず、整数値を経由して普通に変換することになる。

※この「底変換」の解説は、「コンピュータの数値表現」の解説の一部です。
「底変換」を含む「コンピュータの数値表現」の記事については、「コンピュータの数値表現」の概要を参照ください。

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