平成4年台風第11号とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 平成4年台風第11号の意味・解説 

平成4年台風第11号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 15:23 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
台風第11号(Kent・ケント)
カテゴリー4の スーパー・タイフーンSSHWS
台風11号(8月12日)
発生期間 1992年8月6日6時(UTC)- 8月19日6時(UTC)
寿命 13日間
最低気圧 930 hPa
最大風速
(日気象庁解析)
95 knots
被害総額 17億円
平均速度 16.0 km/h
移動距離 4,979 km
上陸地点 宮崎県と大分県との県境付近
死傷者数 死者・行方不明者8人、負傷者2人
被害地域 西日本
プロジェクト : 気象と気候災害
テンプレートを表示

平成4年台風第11号(へいせい4ねんたいふうだい11ごう、国際名:Kent / ケント)は、1992年8月九州に上陸した台風である[1]

概要

進路図

1992年8月5日に、マーシャル諸島付近で発生した弱い熱帯低気圧が西北西へ進み、6日に台風11号となった。その後も台風は西北西に進み続け、勢力を強めながら南鳥島の南海上を通り、12日には中型で非常に強い勢力で父島の南東海上を北西に進み、15日には父島付近を中型で強い勢力で通過。台風は日本の南海上を西北西に進み続けた後、18日に鹿児島県種子島の東海上で北北西に進路を変え、中型で弱い勢力にまで衰えて宮崎県大分県の県境付近に上陸した。その後も北北西へ進行を続け、19日に山口県宇部市付近に再上陸。山口県沖で弱い熱帯低気圧に変わった[1]

なお、1992年8月の九州には、この台風の襲来前にも、先に発生した台風10号が上陸していた。

被害

この台風の影響により、死者・行方不明者8人、負傷者2人、全壊1棟、半壊・一部破損12棟、床上浸水162棟、床下浸水217棟の被害が確認されている[1]。また、被害総額は17億円に達した[2]

外部リンク

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 平成30年台風第15号と類似した経路の過去の台風 - 水土砂防災研究部門”. web.archive.org (2018年12月4日). 2020年4月26日閲覧。
  2. ^ デジタル台風:台風199211号 (KENT) - 災害情報”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年4月26日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  平成4年台風第11号のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「平成4年台風第11号」の関連用語

平成4年台風第11号のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



平成4年台風第11号のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの平成4年台風第11号 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS