平壌での生活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 04:47 UTC 版)
有本恵子を欧州で拉致した実行犯である八尾恵(柴田泰弘の元妻)の証言によれば、北朝鮮に入った松木と石岡は、招待所で金日成主義の思想教育を受けさせられており、森と黒田(若林)は2人と同居して思想教育をともに受けた。森らはあたかも2人の男性同様、北朝鮮には偶然来て初めて主体思想にふれたかのように偽装しながら、2人を騙して生活していた。やがて2人は騙されていたことに気づいて激しく怒り、洗脳教育は失敗した。よど号グループは2人の扱いに苦慮した。ジャーナリストの高沢皓司も、平壌に連れて来られた直後に松木は騙されていたことに気づいてよど号グループともめたという話を聞いている。松木と石岡のどちらかと結婚させる目的で八尾恵が欧州での日本人女性拉致を命じられた。その犠牲者が有本恵子だった。
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