帝都決戦編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 07:08 UTC 版)
38巻 - 43巻 帝都ラオン・ヴラを目前にして、最後の補給地となった入江において、ファンとフォレストの直接対決となった。フォレストは、手持ちの艦船に移動カノンを搭載し、即席のカノン艦隊を編成してファンに挑んだ。曇天、無風という悪条件が重なり、さしものファンもあわやとおもわれたときに、ソルとコル・セイリオス、そしてそれに載せられてきたジーゴ・サナリアが現われ、危機を救った。 体制を立て直したファンは、肝心な部分のみ記載されていない作戦図面を、わざとロナルディア側に奪われたという状況を作り出した。これは、フォレストの旗艦を1隻のみで湾内を遊弋させるための策であった。そこに、少人数による小艇で乗り込んでトゥバンがディアブラスを倒し、ロナルディア海軍を降服させた。この戦いにおいてソルは右腕を失い、海都へ帰還してから海王の座をファンに譲ることを告げた。 陸においては、魔道部隊と対峙したカザル軍は、極めてアルコール度数の高い酒を小瓶で投擲することで誘爆を誘い、これを無力化したと思わせることでロナルディア軍に勝利し、ついに帝都を陥落させた。
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