市議会副議長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 14:59 UTC 版)
当選2回目で副議長となった。藤沢市では歴代最年少での就任。これは人事調整が不調であったためである。 副議長にも専用の自動車と運転手が用意されるが自宅が役所から歩いても5分とかからなかったうえ、公約として行政改革を謳っていたため議長と議会事務局との打ち合わせのときは出迎えを断った。 ところが同僚議員から猛反対を受ける結果となってしまった。理由は一旦、予算を削減すると復活できないというのと近隣自治体も副議長車があるので藤沢市だけ無いというのは体面上困るという理由だった。 また、運転手自身からも「2年前に昇格して副議長車の担当になりました。予算がカットされれば、私は地位を失いかねません。家のローンも支払っていかねばなりません。夕方5時以降も公務的な会合には出来るだけ副議長車を使っていただけないでしょうか。今までの副議長は5時以降も出来るだけ利用していただいておりました」と懇願された。 副議長車を廃止するには時間がかかるとわかり早急な廃止を諦めることとなったが、年末年始の多忙なスケジュールを体験した海老根は結果的に「専用車が無ければ(公務を)こなせなかった」と振り返っている。 海老根が副議長に就任するまでは議長・副議長共に1年任期とする慣例だったが、上記のような経験から「1年では何も改革できない」と悟り、それをもとに同僚議員に相談し議長、副議長とも任期を2年に改正した。
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