崇福寺第一峰門の組物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 23:25 UTC 版)
崇福寺の第一峰門の正面と背面のみに見られる組物で、三葉栱(さんようきょう)という。 三葉栱は前方に伸ばす肘木とその両側に斜肘木を出す構造。一手目の斗は通常の肘木に乗るものと斜肘木二本に乗るものが交互に繰り返され、二手目を受ける肘木は斜肘木に乗った斗から伸ばす。以降これを四手目まで繰り返す。 第一峰門は寺伝によると1644年に中国で工作したものを日本に運び込んで組み立てたとされる。 明末期から清初頭ごろの様式と考えられる。 崇福寺第一峰門 四手先三葉栱の詳細 門内からみた第一峰門
※この「崇福寺第一峰門の組物」の解説は、「組物」の解説の一部です。
「崇福寺第一峰門の組物」を含む「組物」の記事については、「組物」の概要を参照ください。
- 崇福寺第一峰門の組物のページへのリンク