島発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:36 UTC 版)
1918年に「第六水力」とともに水利権を追加出願した上村川の「第五水力」は、設計変更のため手間取り1925年12月にようやく水利権許可を得た。これを開発したのが島発電所で、1927年(昭和2年)3月着工、同年11月24日に竣工した。 発電所は上村川左岸、恵那郡上村に位置する。取水位置は上村発電所の約220メートル下流、発電所は下村発電所取水口の約270メートル上流にある。運転操作を上村発電所にて行う自動式発電所で、主要設備は日立製作所製のフランシス水車および1,600kW発電機各1台を備える。出力は最大1,600kW・常時450kWで、発生電力は一旦上村発電所へ送電される。
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