岳参りとは? わかりやすく解説

岳参り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/22 14:05 UTC 版)

益救神社」の記事における「岳参り」の解説

屋久島では、春秋彼岸になると、村落ごとに若者中心とした一団御岳登山しシャクナゲ土産として里に持って帰る風習がある。 村落ごとに登る山は違うが、いずれにせよ島中心部標高1,800m越え山岳地帯へ行くには2~3日要するため、代表者が山へ登った。留守の者達は前岳自分村落から見上げる山)まで登って代表の者たちを出迎えるか、詣所(もいしょ)と言う拝所出迎え、そこで神霊ののったシャクナゲ貰い、各家の床の間飾った。しかし昭和終わり頃になると、自然保護観点からシャクナゲ持ち帰ることは廃れていった。

※この「岳参り」の解説は、「益救神社」の解説の一部です。
「岳参り」を含む「益救神社」の記事については、「益救神社」の概要を参照ください。

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