岩下修一とは? わかりやすく解説

岩下修一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 01:59 UTC 版)

岩下 修一
基本情報
国籍 日本
出身地 静岡県浜松市天竜区
生年月日 (1973-06-02) 1973年6月2日(51歳)
身長
体重
177 cm
87 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1999年 ドラフト4位
初出場 2000年4月2日
最終出場 2006年8月5日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

岩下 修一(いわした しゅういち、1973年6月2日 - )は、静岡県出身[1]の元プロ野球選手投手)。左投左打。現役時代は2006年のみ登録名を「岩下 修壱」(読みは同じ)とした。

現役中に難病である白血病を克服したことでも知られている[1]

経歴

浜松工高では2年秋の東海大会でイチロー擁する愛工大名電に敗れる[2]三菱重工自工名古屋、分離した三菱自動車岡崎では補強3回を含めて4度都市対抗野球に出場[3]1999年秋のドラフト会議でオリックス・ブルーウェーブから4位指名を受け入団[1]。この年、三菱自動車岡崎の同僚・山口和男が同じくオリックスに1位で指名された。

2000年、キャンプ、オープン戦と結果を残し開幕一軍に抜擢され、変則フォームから繰り出すストレートスライダーを武器に左腕ではチームトップの登板数を記録した。

2001年7月、急性骨髄性白血病にかかり入院[1]

2002年、開幕戦で復帰登板[1]

2004年末の球団合併・分配ドラフトを経て、2005年はオリックス・バファローズと契約。同年オフ、戦力外通告を受けオリックスを退団。

2006年北海道日本ハムファイターズにテスト入団。登録名を岩下修壱に変更。しかし3試合の登板にとどまり、1年で再び戦力外通告を受け打撃投手に転向した。

打撃投手転向後も岩下修壱名義だったが、2009年より本名に戻している。

2023年シーズン限りで日本ハムを退団。2024年1月15日付でオリックスの球団本部管理部スコアラーグループに入団した[4]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2000 オリックス 44 0 0 0 0 1 0 0 -- 1.000 134 30.1 19 1 25 2 2 31 2 0 15 13 3.86 1.45
2001 3 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 4 1.2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00 0.00
2002 18 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 48 9.2 13 3 6 0 0 12 0 0 9 9 8.38 1.97
2003 20 0 0 0 0 2 0 0 -- 1.000 63 12.2 13 1 8 1 1 7 1 0 11 7 4.97 1.66
2004 9 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 25 5.1 8 1 3 0 0 4 0 0 3 3 5.06 2.06
2005 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 1 0.0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- ----
2006 日本ハム 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 13 3.1 0 0 3 0 1 1 0 0 0 0 0.00 0.90
通算:7年 98 0 0 0 0 3 0 0 0 1.000 288 63.0 54 6 45 3 4 56 3 0 38 32 4.57 1.57

記録

背番号

  • 26 (2000年 - 2005年)
  • 69 (2006年)

登録名

  • 岩下 修一 (いわした しゅういち、2000年 - 2005年)
  • 岩下 修壱 (いわした しゅういち、2006年)

脚注

  1. ^ a b c d e プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、70ページ
  2. ^ 2000プロ野球プレイヤーズ名鑑 スポーツニッポン新聞社
  3. ^ - 都市対抗野球大会80年史
  4. ^ 【オリックス】球団OBの岩下修一さんが球団本部管理部スコアラーグループに入団」『中日スポーツ』2024年1月31日。2024年4月3日閲覧

関連項目

外部リンク


岩下修一(オリックス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 00:59 UTC 版)

ドカベン スーパースターズ編」の記事における「岩下修一(オリックス)」の解説

投手オリックスセットアッパー急性骨髄性白血病克服し2004年東京戦でプロ先発。いきなり岩鬼先頭打者本塁打喰らう岩鬼岩下への情からデタラメ振ったのだが、岩下投じたのがど真ん中だったため、逆にジャストミートしてしまった)が、その後気迫投球失点許さず、9回を完投試合オリックスが9回裏、日高剛ソロ本塁打2-1サヨナラ勝利岩下は涙の完投勝利を挙げた

※この「岩下修一(オリックス)」の解説は、「ドカベン スーパースターズ編」の解説の一部です。
「岩下修一(オリックス)」を含む「ドカベン スーパースターズ編」の記事については、「ドカベン スーパースターズ編」の概要を参照ください。

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