山手線205系との比較(1986年頃)
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「国鉄103系電車」の記事における「山手線205系との比較(1986年頃)」の解説
1985年9月から1986年9月まで山手線の103系と205系それぞれ1編成に積算電力計を設置し、実車による消費電力量調査を行っている。力行時の効果は205系が軽量ステンレス車体やボルスタレス台車などの採用で編成あたり65トン軽いという要素があり、補機については103系が主抵抗器の強制冷却用ブロアモーターがあること、冷房装置が205系の省エネタイプのAU75Gに比べて古いタイプであることなどによる差も含んだデータとなっている。回生率などのデータはその路線での運転方法と綿密な関連があるので、このデータはあくまでも山手線のものである。 山手線での消費電力量比較 (kWh/km)103系電車205系電車差備考力行 23.14 19.85 3.29 回生 0 -4.55 4.55 補機 7.92 4.49 3.43 MG等 消費電力量 31.02 19.79 11.26
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