屋形越えの権利を賭けた戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:41 UTC 版)
「嘘喰い」の記事における「屋形越えの権利を賭けた戦い」の解説
古本屋にて蜂名こと記憶を失った創一は貘と再会する。その後、記憶を取り戻した創一に、アイデアルの首領ビンセント・ラロが連絡してくる。そこで創一は彼を呼びだし、貘・創一・ラロの三人が一堂に会する。立会人・弥鱈の下で、貘とラロの屋形越えの権利を賭けた「卍(ばん)勝負」が決定し、場所は孤島で現実に再現されているMMORPG「プロトポロス」、呼べる仲間は4人、期間は12月31日までの24日間とし、勝利条件は最後の日に最高位の「皇帝(カイザー)」になることと決まる。貘は仲間の一人に創一を指名し、彼はこれを受け、ゲームではハルと名乗る。 貘は梶・マルコ・伽羅の協力を得ながら、プロトポロスのゲームや各立会人が企画したギャンブルで勝ち、ラロの仲間たちを敗退させていく。そして、期間中盤においてゲームのルールを利用してラロが必ず敗北する事態に追い込むも、ラロもまた島外から武装した仲間たちを呼び寄せ、プロトポロスという場自体を歪め、逆転を目指す。勝負は最後のエア・ポーカー勝負で決まることとなり、貘は創一と協力し、ラロと梟のチームに勝利し、屋形越えに挑む権利を手に入れる。また、この勝負によって創一は自分の身体能力をコントロールする術を身に着け、「完璧」になったとして、貘の挑戦を真っ向から受ける決意をする(プロトポロス編)。
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