尾張電気軌道による八事遊園地の建設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 09:55 UTC 版)
「尾張電気軌道」の記事における「尾張電気軌道による八事遊園地の建設」の解説
尾張電気軌道が電車開通とレジャー施設をセットで計画し、建設を進めたのが「八事遊園地」である。遊園地の開業は電車開通と同時の大正元年である。名古屋市天白区表山三丁目辺りにあり、現在は会社の独身寮やテニスクラブとなっている。「天白区の歴史」(愛知県郷土資料刊行会)によると、八事遊園地の完成したのは、大正元年(1912)である。遊園地には、競馬場、ボート場、猿園、ブランコ、滑り台などが整備され、大人から子供まで一日の行楽を楽しむことができた。そのため、会社や工場の慰安旅行、小学校の遠足でよく賑わった。菓子やまんじゅう、酒類を売る店も並んでいた。中でも八事名物として、蕎麦まんじゅう、湯豆腐、紙づくりの蝶などを売る店もあった。。
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