少女・女性タレントによる活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 07:58 UTC 版)
「少女歌劇」の記事における「少女・女性タレントによる活動」の解説
1990年代以降になると「少女歌劇」を冠し、ミュージカルやライブパフォーマンスを行う団体がいくつか登場した。 1991年(平成3年)3月、女性タレントの育成を目的としたグループとして、南青山少女歌劇団が設立された。女優や歌手を目指す少女(11-18歳)が所属し、宝塚出身者が演出に参加して、オリジナルミュージカルを中心に、テレビCM・音楽番組にも出演していた。2001年(平成13年)に活動休止(事実上の解散)。 2005年(平成17年)9月、花やしき少女歌劇団が結成された。遊園地:花やしきの他、地域イベントに出演している。 この他、2009年(平成21年)にはAKB48がミュージカル公演を"AKB歌劇団"と銘打って行ったり、アイドルグループ:星のオトメ歌劇団(2012年活動休止)、メディアミックス作品:少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2017年発表)等、「少女歌劇」「歌劇」の語を用いたサブカルチャーが断続的に登場している。長年、SKDが拠点としてきた浅草では、花やしき少女歌劇団に加え、2017年(平成29年)に若手演劇プロジェクトとして浅草少女歌劇団・ローファーズハイ!!が発足した。 2018年(平成30年)には吉本興業が広井王子を総合演出に迎え、「少女歌劇団プロジェクト」を発足させた。2019年夏に専用劇場を開設させてデビューする予定であり、人間以外にもCGキャラクターが登場する専門チームも計画されている。 2020年(令和2年)春以降の新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響により、同年6月にローファーズハイ!!が活動を終了した。その後花やしき少女歌劇団の活動も低調となり、2022年(令和4年)7月に運営終了が発表された。 なお、これらの活動や作品を、戦前から存在した従来の少女歌劇団及びその後継・派生団体と同様のものとみなす文献は、2022年現在で存在しない。
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