小学4年生を騙った衆議院の解散を批判するサイトについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/05 06:43 UTC 版)
「Tehu」の記事における「小学4年生を騙った衆議院の解散を批判するサイトについて」の解説
第47回衆議院議員総選挙に関して、「どうして解散するんですか?」という、政権批判とも言えるサイトを青木大和のコンセプトを基に作成した。このサイトは、当初小学4年生が作成したものとされていたが、後にTehuと青木大和によるものと判明。 このサイトには「このサイトに賛同しています」とする人の数を示すカウンターが設置されていたが、実際の数字ではなく、ランダムでカウントが増えていくようになっていた[要出典]。 サイト自体は小学4年生が作れるようなものでないことは明白だったが、子供を騙ったこととカウンターを偽装するなどの手法が強い批判を受けた。当時の内閣総理大臣である安倍晋三も「批判されにくい子供になりすます最も卑劣な行為」と非難した。 また、ボタンを押すと政治家のTwitter宛てにスパムが送信される仕組みになっていた。 Tehu本人は「過剰な演出により、衆院解散への問題提起という本来の意図を超えて、多くの方々に大きな誤解を与えてしまう結果となった」として謝罪した。 2020年のインタビュー記事では「あの当時、最も残念だったのは、小4は誰かという点だけが取りざたされ、解散の是非についての建設的な議論がまったく起こらなかったことでした。我々が提起したかった問題は問われなかったのです」と発言している。
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