小国線とは? わかりやすく解説

小国線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 15:36 UTC 版)

小国線(おぐにせん)は、かつて日本国有鉄道、のちにジェイアールバス東北が運行していた自動車路線である。

概説

米坂線小国駅より北小国村荒沢までの延長26キロ、及び小国駅より南小国村小玉川の長者原までの延長14キロの路線である、旅客のみを取り扱っていた。

沿革

  • 1951年昭和26年)4月1日:小国・荒沢間及び小国・長者原間開業[1]
  • 1961年(昭和36年)6月18日:季節運行で三面まで延長[2]
  • 1967年(昭和42年)    :三面方面廃止(小国~蕨峠経由~釜ノ淵左岸間)
  • 1974年(昭和49年)4月4日:町原・上大滝間開業[3]
  • 1978年(昭和53年)10月1日:小国・長者原間でワンマンカー運行開始、これにより小国線全線ワンマン化[4]
  • 1979年(昭和54年)4月1日:長者原・飯豊梅花皮荘間開業[5]
  • 1980年(昭和55年)10月1日:新潟自動車営業所の廃止により小国支所が象潟自動車営業所小国支所となる[6]
  • 1984年(昭和59年)4月1日:一部路線の廃止に伴い、小国町営バスに移管[7]
  • 1987年(昭和62年)4月1日:分割民営化により東日本旅客鉄道の自動車路線となる。
  • 1988年(昭和63年)4月1日:バス部門の分社化によりジェイアールバス東北の自動車路線となる。
  • 1995年平成7年)3月31日:ジェイアールバス東北による運行を廃止[8]、小国町営バスに移管[9]
  • 1996年(平成8年)4月14日:ジェイアールバス東北小国営業所を廃止[10]

停車場

  • 開業時[1]
    • 小国 - 二本柳 - 羽前大宮 - 針生 - 舟渡 - 羽前今市 - 栃倉 - 樋沢 - 荒沢
    • 小国 - 赤芝橋 - 玉川口 - 下新田 - 玉川新田 - 羽前玉川 - 羽前片貝 - 羽前山崎 - 玉川中里 - 泉岡 - 長者原

脚注

  1. ^ a b 「日本国有鉄道告示第66号」『官報』1951年3月29日国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 『三面ダムに国鉄バス』1961年6月21日読売新聞新潟読売B
  3. ^ 日本国有鉄道公示第4号(1974年4月2日付鉄道公報第7352号掲載)
  4. ^ 『五十年史』内略年表(500ページ)新潟鉄道管理局
  5. ^ 日本国有鉄道公示第242号(1979年3月30日付鉄道公報第8834号掲載)
  6. ^ 『五十年史』内略年表(502ページ)新潟鉄道管理局
  7. ^ 『4月から小国に町営バス 国鉄の肩代わり』1984年3月17日山形新聞朝刊11面
  8. ^ 『姿消すJRバス 新たに町営4路線 31日にラストラン 乗客に記念館 小国町』1995年3月29日山形新聞朝刊17面
  9. ^ 『3月末廃止の小国・JRバス 町が代替運行 4月発車、自由乗降に 2台を購入、ダイヤ編成急ぐ』1995年1月7日山形新聞朝刊16面
  10. ^ 『JRバス東北、山形営業所を東根に開設へ』1996年4月11日日本経済新聞地方経済面東北A

小国線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/24 16:03 UTC 版)

ジェイアールバス東北山形支店」の記事における「小国線」の解説

小国駅 - 赤芝峡 - 玉川口駅 - 長者原 - 飯豊梅花皮荘 - 飯豊山飯豊梅花皮荘 - 飯豊山荘間は夏季のみ運行小国駅 - 飯綱/電興前 - 羽前焼山 - 朝日小国駅 - 伊佐領駅 - 下大石沢

※この「小国線」の解説は、「ジェイアールバス東北山形支店」の解説の一部です。
「小国線」を含む「ジェイアールバス東北山形支店」の記事については、「ジェイアールバス東北山形支店」の概要を参照ください。

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