小倉伊勢丹/I'm専門店街
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 08:04 UTC 版)
「セントシティ」の記事における「小倉伊勢丹/I'm専門店街」の解説
小倉玉屋閉店後、地元財界が中心となって井筒屋との関係が深い伊勢丹を誘致。伊勢丹7割・井筒屋3割の出資比率で新会社「株式会社小倉伊勢丹」を設立し、2004年(平成16年)2月10日に開業した。コレットは、この時を開業日としていた。 伊勢丹は権利床の一括賃貸を出店の条件としていたが、地元地権者との交渉が難航し、一時は伊勢丹の出店は困難になったと報じられた。その後破産管財人の協力もあり、地権者保有床を北九州都心開発が賃借することでビルの権利を一本化し、小倉伊勢丹の出店が実現した。 ビル名は所有権移転に伴い2003年(平成15年)4月8日に「小倉そごうビル」から「セントシティ北九州」に改められ 、小倉伊勢丹は地下1階の一部と地上1階から6階までに入居、残るフロアは北九州都心開発が運営(プロパティマネジメントはアスクプランニングセンター)する「I'm専門店街」となった。 ところが、井筒屋との商圏バッティングや郊外型ショッピングセンターの相次ぐ出店などにより売り上げが伸び悩み、2007年(平成19年)12月25日に伊勢丹は小倉からの撤退を発表。同月、I'm専門店街のプロパティマネジメントはジオ・アカマツに変更された。 小倉伊勢丹は2008年(平成20年)3月25日に営業を終了したが、井筒屋が伊勢丹保有の小倉伊勢丹株式を備忘価額の1株1円で買収し、「閉店」とはせず「休業」の扱いとした。
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