導入・運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 00:46 UTC 版)
「ニューヨーク市地下鉄R179形電車」の記事における「導入・運用」の解説
本形式はもともとは2014年12月の納入開始を予定していたが、実際には2016年9月の納入開始となり、路線導入が計画に対して2年以上遅れとなっている。これは、後代のR211が川崎重工への一括発注となる原因にもなった。 2017年11月19日にJ・Z線に4両編成が営業受入試験として営業運転を開始し、11月24日には初めてマンハッタン区内に入線した。本格的な営業運転開始日は同年12月27日である。その後、2018年11月6日からC線でも営業運転を開始した。2019年5月をもって4両編成は導入を完了した。 5両編成は2019年3月12日にA線で営業運転を開始した。 2020年1月より、相次いで扉故障が発生。その後、扉開閉システムに不具合が見つかり、一旦全車が運用を離脱した。同年には全車の導入を終え、R32形およびR42形は順次廃車となっている。 しかし同年6月、A系統で運用中のR179形の6両目と7両目が突然分裂する事故が発生し、その後全車両が運用を離脱した。この間、A系統・C系統の車両不足補填のためジャマイカ基地およびイースト・ニューヨーク基地からR160形が貸し出され、イースト・ニューヨーク基地は運用離脱していたR32形を復帰させて補填した。同年9月にR179形は運用復帰し、R160形は返却、R32形は再度離脱した。
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