対米輸出水産食品、対米輸出肉、対EU輸出水産食品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 16:09 UTC 版)
「HACCP」の記事における「対米輸出水産食品、対米輸出肉、対EU輸出水産食品」の解説
アメリカ合衆国、欧州連合(EU)へ輸出する水産食品、輸出肉に関して、該当国内法規によりHACCPの義務があり、輸出する際には厚生労働省(各地の厚生局、地方自治体)による認定または、大日本水産会などの認定団体の認定をうけなければならない。 認定工場は、対米牛肉関係5工場(南九州畜産興業(株)〈ナンチク〉、サンキョーミート(株)、(株)ミヤチク、(株)群馬県食肉卸売市場、㈱JA食肉かごしま 南薩工場)のみでFDA(アメリカ食品医薬品局)の係官は「肉」や「牛」等の漢字を習熟していたが、日本がBSE(牛海綿状脳症)発生国であるため輸出はされていない(BSE問題参照)。 輸出水産関係でもHACCPは必要であり、リスト搭載により認定施設とされる。EUは特に衛生関係に厳しく、輸出元の海外の生産工場は、EUのインスペクターが来るとなると、緊張の連続で疲労困憊するほどだという。
※この「対米輸出水産食品、対米輸出肉、対EU輸出水産食品」の解説は、「HACCP」の解説の一部です。
「対米輸出水産食品、対米輸出肉、対EU輸出水産食品」を含む「HACCP」の記事については、「HACCP」の概要を参照ください。
- 対米輸出水産食品、対米輸出肉、対EU輸出水産食品のページへのリンク