対戦した勢力とビックスバーグの防御力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 18:29 UTC 版)
「ビックスバーグの包囲戦」の記事における「対戦した勢力とビックスバーグの防御力」の解説
ビックスバーグでの軍指揮官 ユリシーズ・グラント北軍少将 ジョン・C・ペンバートン南軍中将 北軍がビックスバーグに接近すると、ペンバートンはその前線に18,500名の兵士しか配置できなかった。グラント軍は35,000名以上を擁しており、途中ではさらに増えた。しかし、ペンバートンにはその防御を難攻不落のものにしていた地形と要塞という利点があった。ビックスバーグ周辺の防御線はおよそ6.5マイル (10 km)にわたり、丘や突起部のある様々な高度の地形にあって、その急斜面は攻撃側が銃火の下を上ってくるのを困難にしていた。胸壁には多くの銃眼、砦、方形堡および三日月堡があった。前線の主要な防御施設として、市の北の高い崖上にあるヒル砦、北東から墓地道路を通って接近するときにこれを見下ろすストッケード・レダン(凸角堡)、第3ルイジアナ・レダン、グレート・リダウト(方形堡)、市内に入る鉄道の隙間を守る鉄道リダウト、方形砦(ギャロット砦)、ホールズフェリー道路に沿った突出部およびサウス砦があった。 北軍ユリシーズ・グラント少将のテネシー軍は3個軍団を連れてきていた。ジョン・A・マクラーナンド少将の第13軍団、ウィリアム・シャーマン少将の第15軍団およびジェイムズ・マクファーソン少将の第17軍団だった。 南軍ジョン・C・ペンバートン中将のミシシッピ軍でビックスバーグ市内に入ったのは4個師団であり、カーター・L・スティーブンソン、ジョン・H・フォーニー、マーティン・L・スミスおよびジョン・S・ボーウェン各少将が指揮していた。
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