対応 (数学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/28 03:29 UTC 版)
数学における対応(たいおう、Correspondence)は、古い文献に頻繁に現れていた多価函数(多値写像)の概念を明確にしたものである。通常の意味の函数(写像)が定義集合の各元に値の集合の一つの元を値として割り当てるのに対して、多価函数は値の集合の複数の元を割り当てることが許されるのであった。対応の概念を考えるときには、これら複数の函数値を一つの集合(値の集合の部分集合)として割り当てる。言い換えれば、対応とは定義域の各元に終域の部分集合を割り当てることである。
定義
集合 A から B への(部分)対応とは、直積集合 A × B の部分集合 G が与えられたとき、三つ組 f = (A, B; G) のことをいう。このとき、
「対応 (数学)」の例文・使い方・用例・文例
- 経済危機に対応する
- 彼らは屋根がだめになる前に漏れ穴を見付けて対応した
- 数紙の社説は政府の対応を支持した
- 国民はその危機に対する政府の迅速な対応に対して高い点数をつけた
- 心のこもった対応
- 供給は需要に対応する
- 適切に対応する,臨機応変に対処する
- この表現は意味的にそれと対応する
- スタッフが見学者の対応をした
- 匿名の場合は、その後の対応が出来ない
- 早急に何らかの対応が必要だ
- お客様のニーズにいち早く対応が可能です
- それが常に環境の変化に対応する
- スタッフが客様のニーズに対応します
- それがMP3/WMA形式の再生に対応します
- 彼がこれらの問題に対応する
- この機種が内線システムに対応していない
- とても対応に好感が持てた
- 生産ラインのスピードダウンに対応しなければならない。
- 問題の原因は、デフレへの対応措置の遅さだ。
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