対人関係社会リズム療法 (IPSRT)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:02 UTC 版)
「双極性障害」の記事における「対人関係社会リズム療法 (IPSRT)」の解説
うつ病にも用いられる対人関係療法 (IPT)に、社会リズム療法 (SRT) を組み合わせた治療法。再発予防に対する有効性が報告されている。 対人関係療法では、重要な他者との良好な関係構築に向けた支援や、良い人間関係を築くための考え方とスキル習得のサポートなどを通じて、対人関係のストレスを減らし、生活上の変化に適応しやすくすることを目指す。 社会リズム療法では、生活リズムの乱れ(徹夜など)が症状の悪化につながることから、生活リズムを一定にすることを目指す。具体的には、生活の時間(起きる時間、食事の時間、寝る時間など)を記録し、日々の生活リズムをモニターしながら、ストレスの少ない生活リズムをルーティン化できるようサポートする。
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