対位法との親和性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 05:26 UTC 版)
音列の変形方法の項でも述べたとおり、十二音技法では、移調、逆行、反行、などカノンで使用される典型的な技法が重視されている。エルンスト・クルシェネクは『十二音技法に基づく対位法の研究』(1940年)で十二音技法の対位法的書法を体系化し、各国の作曲家に愛読された。 しかし、ハウアーは必ずしも対位法との連関がなくても十二音技法は達成できると力説し、このため新ウィーン楽派はハウアーと袂を分かった。
※この「対位法との親和性」の解説は、「十二音技法」の解説の一部です。
「対位法との親和性」を含む「十二音技法」の記事については、「十二音技法」の概要を参照ください。
- 対位法との親和性のページへのリンク