対シャトル照射事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/21 17:53 UTC 版)
「Terra-3」の記事における「対シャトル照射事件」の解説
1984年10月10日、ソビエトの国防相であるドミトリー・ウスチノフが、その年の初めに発表されたアメリカの戦略防衛構想(SDI)計画とスペースシャトルの軍事利用の継続に対する報復として、1984年10月10日(STS-41-G)、シャトルが施設上空を通過する際にチャレンジャー号に対してのレーザー照射を命じたとされる。シャトルは低出力のレーザー光によって照らされただけだったが、搭載機器が故障(まもなく復旧した)するなど乗員に不快感を与えたと主張されている。アメリカ合衆国は外交上、事件について抗議を提出した。しかしこの物語は、STS-41-Gにおいて搭乗した乗員と、アメリカ諜報機関の知識あるメンバーによって広く否定されている。
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