富士山麓 樽熟50° → 富士山麓 樽熟原酒50°
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富士山麓 樽熟50°は,キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所で醸造されたウイスキーを用いたモルトウイスキーとグレーンウィスキーをブレンドして作られたブレンデッドウイスキー。2005年9月に発売が開始された。アルコール度数(アルコール分)は50度(50%)。 一時期のウイスキーブームが去った後、ウイスキー業界は低迷を続けた[いつ?]。その際、「キリンの顔になる次世代のウイスキーを作る」というテーマと、「ウイスキー本来の香りと味わいを持つ、本格的なウイスキーを低価格で」という目標で製作された。 2016年3月22日に富士山麓 樽熟原酒50°と改訂され、「ノンチルフィルタード製法」が採用された。容量は600mlから700mlに変更となり、4.0Lペットボトルは廃止された。しかしキリンは2018年11月28日、同社の国産ウイスキー事業で売り上げの30%以上を占めるなど主力商品となったものの、想定を超える需要があり、ウイスキーとその製造に必要なモルトウイスキーとグレーンウイスキーの各原酒の安定供給が難しくなったという理由のため2019年3月下旬の出荷分を以って店頭在庫切れになり次第、終売することを明らかにした。後継商品はなく、同社の既存のオリジナル・ウイスキーであるロバートブラウン(無印)、もしくは同社が輸入販売するスコッチ・ウイスキーのホワイトホース(ファインオールド、12年)、およびジョニー・ウォーカー(主に赤ラベル、黒ラベル)、バーボン・ウイスキーのフォア・ローゼズ(無印)が実質的な代替商品となる。
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