富士山に因む命名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 10:44 UTC 版)
富士山が日本を代表する名峰であることから、日本の各地に「富士」の付く地名が多数存在している。富士山麓では静岡県に富士市や富士宮市、富士郡、山梨県に富士吉田市や富士河口湖町、富士川町(静岡県庵原郡にもあった町名である(富士市に編入されている))がある。他によくあるものとして富士山が見える場所を富士見と名づけたり(例:埼玉県富士見市)、富士山に似ている山(主に成層火山)に「富士」の名を冠する例(信濃富士など)がある。日本国外に移住した日本人たちも、居住地付近の山を「○○富士」と呼ぶことがある。 詳細は「富士見」および「富士街道」を参照 全国各地には、別称を含めて少なくとも321座を超える数の、「富士」と名の付く山があり、それらを郷土富士と呼ぶ。 詳細は「郷土富士」を参照 地名以外にも「富士」を冠した名称は多く存在する。 詳細は「フジ」を参照 また、異名として「芙蓉峰」「富嶽」とも言う。 詳細は「芙蓉」および「富嶽 (曖昧さ回避)」を参照 小惑星(3996) Fugakuは富嶽にちなんで命名された。 理化学研究所・計算科学研究センターが擁する我が国のフラッグシップスーパーコンピュータ「富岳」は、富士山の最高峰としての性能の高さと、すそ野の広さとしての汎用性の象徴として命名された。
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