家族と家庭生活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 11:31 UTC 版)
重遠は子煩悩であり、それは旅行の時の、子供への手紙に窺える。夏は避暑地にでかけ、水泳が好きであった。家庭内で家族で論語を読んでいたという。重遠は、酒もタバコも嗜まなかったが、酒席には和やかに加わっていた。また、健啖家でもあった。毎年家族の写真を撮影していた。妻はかなり活動的であることは、妻の日記に見える。重遠は3人の弟がおり、貞三は早逝している。律之助は海軍の技術将校で、造船少将まで昇進している。重遠と同じ時期にフランスに留学していて、重遠をマルセイユで出迎えた。真六郎は、朝鮮総督府に勤務する植民地官僚であった。1920年に重遠が旅行した時は新義州の税務局長をしていた。殖産局長を最後に退官し、民間人になったが、終戦に際して日本人世話会の会長として引揚げを指揮した。
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