客の食べ残しの再提供
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 15:03 UTC 版)
4店舗全店で客が残した料理をいったん回収し、別の客に提供していた。 「天ぷら」は揚げ直して出すこともあり「アユの塩焼き」は焼き直し「アユのおどり揚げ」は二度揚げしていた。わさびは、形が崩れて下げられてきたものをわさび醤油として出し直し、刺し身は盛り直していた。刺し身のツマはパート従業員が洗い、造り場(調理場)に導入していた。料亭経営を取り仕切っていた当時の湯木正徳前社長の指示で2007年11月の営業休止前まで常態化していたとされる。従業員はこれらの使い回しの料理について「下座の客に出すことが多かったように思う」と話している。使い回しが発覚した後に湯木佐知子社長は「食べ残し」と呼ばず「手付かずのお料理」と呼ぶようにマスコミに要望した。
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