定義・種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 07:00 UTC 版)
より専門的には、下記のように、さまざまな「赤土」の定義がある。 ラテライト (英語: laterite) - 熱帯各地。貧栄養の酸性土。 赤黄色土 - 亜熱帯各地。日本では南西諸島に発達する。 テラローシャ (ポルトガル語: terra roxa 「紫色の土」) - ブラジル高原。玄武岩などが風化・酸化したもの。 テラロッサ (イタリア語: terra rossa 「赤い土」) - 地中海沿岸など。石灰岩が風化・酸化したもの。オークル (フランス語: ocre) - 南フランス特産で、顔料、タイルや素焼きの材料などに使われる。ルシヨン(地名)ブランドのものなどがとくに有名。一般には黄土として知られ、「黄土色」(英語: ochre)の名の由来でもあるが、実際にはさまざまな色味があり、赤みの強いものも多い。 中国の“紅土” - 中国では、「東北部の黒土、西北部(甘粛省など)の黄土(レス)、南西部の(雲南省など)紅土」といった言い方をすることがある。 関東ローム - 南関東。富士山からの玄武岩質降下火砕堆積物が酸化したもの。
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