宗谷本線高速化事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 23:15 UTC 版)
「北海道高速鉄道開発」の記事における「宗谷本線高速化事業」の解説
宗谷本線は1997年に、旭川 - 名寄間が、幹線鉄道等活性化事業として国(運輸省)から認定され、高速化事業に着手した。同年9月、出資者に士別市と名寄市を加えた上で、道東高速鉄道開発を現在の北海道高速鉄道開発に改組した。北海道高速鉄道開発が地上設備改良工事を実施し、その設備をJR北海道に貸し付ける形式は前述の根室本線高速化事業と同じだが、当該区間の需要がかなり少ないため、高速化と同時に投入するキハ261系も保有し、JR北海道に貸し付けることにした。 2000年3月11日に特急「スーパー宗谷」がデビューしている。 キハ261系を投入したスーパー宗谷はデビュー後の盛況で3編成がフル稼働となり、予備車なしという状況が続いた。その為、JR北海道が独自に2両を増備している。しかし、石北本線も含めた183系の老朽化や車両運用の都合から、2017年3月4日以降はダイヤ改正により、一部の特急列車が旭川止まりになり、「宗谷」(札幌-稚内直通)「サロベツ」(旭川-稚内間のみ)となる。
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