完全自殺マニュアルとは? わかりやすく解説

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完全自殺マニュアル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 10:02 UTC 版)

完全自殺マニュアル』(かんぜんじさつマニュアル)は、鶴見済の著書。様々な自殺の方法が客観的に書かれている。1993年(平成5年)7月7日に太田出版から発行され、主に10代から20代の支持を受けてブームを巻き起こし、100万部以上を売上げるミリオンセラーとなった。


注釈

  1. ^ 警察庁『自殺統計』よれば、日本の自殺者数が3万人を超えたのは、本書のブームが去った後の1998年(平成10年)から、2011年(平成23年)までであり、最も多くの自殺者を出したのは、2003年(平成15年)の3万4,427人である。この2003年は世界保健機関世界自殺予防デーの導入年である。
  2. ^ a b 2023年(令和5年)現在、本書の改訂はまだ一度もない。そもそも2023年現在では絶版となっている。
  3. ^ 「その他の手段」の章で解説されている方法は(猛獣の檻への飛び込み)、餓死流砂(砂による窒息死)、自殺装置(タナトロン)の4種。

出典

  1. ^ a b 『ぼくたちの「完全自殺マニュアル」』(鶴見済編著 太田出版 1994年2月26日発行)
  2. ^ 鶴見済完全自殺マニュアル太田出版、1993年7月7日、15頁。ISBN 9784872331264NCID BN10157682全国書誌番号:95015752http://www.ohtabooks.com/publish/1993/07/05202311.html 
  3. ^ a b 「図書館の自由に関する宣言 1979年改訂 解説」改訂について』(プレスリリース)日本図書館協会、2002年10月24日http://www.jla.or.jp/portals/0/html/jiyu/statement.html2012年10月2日閲覧 
  4. ^ a b ドキュメント『完全自殺マニュアル』規制騒動” (1999年). 2012年10月2日閲覧。
  5. ^ 東京都「有害図書」指定を見送り 毎日新聞 1999年9月3日・朝刊より 齋藤学の談話
  6. ^ 黒木俊秀、田代信維『完全自殺マニュアル』を愛読する青年たち 臨床精神医学 第27巻第11号
  7. ^ 『学校を救済せよ』尾木直樹宮台真司、学陽書房


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