安島善之進久成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/11 08:46 UTC 版)
安島久成 (善之進)(あじま ひさしげ)は、室町時代後期の武士。仮名は善之進。本姓は藤原氏。家系は贈正二位鎮守府将軍・藤原秀郷流の安島氏。常陸守護職 佐竹氏の一門・小川氏に付属していた。常陸国久慈郡上小川に存する長福寺が所蔵する『小川氏系図』には上小川城主・小川義継に付属する22騎の侍大将の一人として「安嶋善之進久成」の名が記されている。城主の小川義継は佐竹氏の一門であり、もとは旧陸奥国岩城郡の小川城主であったが、隣国との抗争で故地を失い、佐竹氏の命で上小川村の小川城主に転封されている。安島久成の生没年は不詳であるが、小川義継の没年が応仁6年(1468年)であることから、同時代の人と見ることができる。
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