宇宙飛行士 astronaut, cosmonaut
1961年、旧ソ連が打ち上げたガガーリン飛行士搭乗のボストーク1号により初めて有人宇宙飛行が行われた。翌1962年、アメリカのマーキュリー計画で飛行士ジョン・グレンが有人宇宙飛行に成功した。時代背景もあり、米ソ間の熾烈な技術開発競争により、尊い命の犠牲を乗り越えて有人宇宙飛行は飛躍的に進歩した。当初は軍のパイロットから優秀な人材を厳選して宇宙飛行士としたが、その後、選考基準が変わり、医師や科学者などが選ばれ宇宙飛行士として活躍するようになった。NASAのスペースシャトルの宇宙飛行士の役割は、次の通り定められている。1)スペースシャトルを操縦するパイロット宇宙飛行士、2)スペースシャトル内での活動を総合的に統括するミッション・スペシャリスト、3)実験装置の操作および地上のコントロールセンターとの交信を行うペイロード・スペシャリスト。日本からも1992年に、毛利衛飛行士がペイロード・スペシャリストとしてスペースシャトルに搭乗したのを皮切りに、向井千秋、若田光一、土井隆雄らが宇宙飛行士として活躍している。アメリカではastronaut、ロシア(ソ連)ではcosmonautと呼ばれている。
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