学績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 20:05 UTC 版)
父延佳が主に思想面において学問をなし、後期伊勢神道の創始者となったのに比べて、延経は父の説を整理して発探する位置にあったことから、より着実で精巧な考証学的研究を行なっている。伝統的に伊勢神道においては外宮の祭神を天之御中主神や国常立尊などに附会しており、父もその立場を取っていたが、延経は考証的な研究から祭神の附会説を取らず、単に豊受太神とだけ記したことは従来の伊勢神道説と比して特筆される。 主著に上述の他『神名帳考証』『斎宮部類』『皇大神宮殿舎考証』などがある。
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