学生衛星としてのTSUBAME
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/15 10:20 UTC 版)
「TSUBAME (人工衛星)」の記事における「学生衛星としてのTSUBAME」の解説
TSUBAMEはそのほとんどを学生の手で作製されている。東京工業大学松永研究室は、2003年に世界初のCubeSatとなるCUTE-1の打ち上げを成功させたのを皮切りに、2006年にCute1.7-APD、2008年にCute1.7-APDⅡの打ち上げを成功させてきており、学術的な功績もさることながら、数多くの人材を育成、輩出してきた実績がある。例えば、世界で初めてソーラーセイル展開技術を実証したIKAROSのプロジェクトマネージャーである森治や、日本初となる超小型衛星メーカーアクセルスペースの立ち上げメンバーである宮下直己は松永研究室出身である。このように、学生衛星は教育という側面を持ち合わせており、約5年の開発期間をかけ、学生の域をはるかに超えると評されるTSUBAMEは、総勢20数名にものぼる学生の実践的な教育の舞台となった。
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