学生規律
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 13:43 UTC 版)
ダートマス大学には、大学内で定着したある学生規律が存在する。この規律により、全ての学生は各々の学習に責任を持つことを義務付けられている。この指針に基づく実例としては、試験に監督官が置かれなかったり、自宅で行う試験が当たり前に存在しているといった慣習が挙げられよう。この場合、学生自らが率先して「カンニングの禁止」という義務を実行に移さなければならない。 このダートマス大学における学生規律は1962年2月1日の学生総会において採択された。具体的には「大学内の全ての学術活動は、学生らの道徳(名誉)に基づいてなされる」という内容のものである。この採択によって学生らは、個人及び全体の問題として当指針を維持し、永続化する義務を負った。その一例として、上記に挙げたような学生個人がカンニングをしないと同時に、他の学生にもカンニングさせてはならないという義務等が含まれている。
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