奥州市総合水沢病院の建て替え問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 01:41 UTC 版)
「小沢昌記」の記事における「奥州市総合水沢病院の建て替え問題」の解説
岩手県胆江地域で中核医療を担う奥州市総合水沢病院について、市は「倒壊の恐れが指摘されている」として、2016年11月18日、2021年の開院を目指す新病院の建設計画を市議会全員協議会に報告した。しかし、地元の医師会、歯科医師会、薬剤師会は「地域医療計画の全体像が見えない」などとして有識者会議を数度にわたってボイコットした。 膠着する事態を打開するために小沢は、2018年の6月定例市議会で現病院の応急補強工事を提案。半井潔院長はこの方針に「補強工事をすれば、いつ開院できるか分からなくなる。市長は新病院を建設する努力をしていない」と不満を表明し、同年6月、退職届を小沢に提出した。 同病院の小児科診療は半井院長が35年以上、常勤医として従事してきたが、2018年11月末をもって小児科の休診が決まった。これにより入院患者は盛岡市、北上市、一関市の病院に引き継ぐこととなった。さらには小沢と院長の対立の影響で、常勤の内科医4人のうち2人が2018年度中に退職することとなった。
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