しち‐らい【▽失礼】
しつ‐らい【失礼】
しつ‐れい【失礼】
読み方:しつれい
1 他人に接する際の心得をわきまえていないこと。礼儀に欠けること。また、そのさま。失敬。「—なやつ」「先日は—しました」
2 他人のもとを立ち去ることのていねいな言い方。「お先に—します」
[感]軽く謝るとき、人に何かたずねたり頼んだりするとき、また人と別れるときなどのあいさつの言葉。「—、ちょっと前を通してくださいませんか」「また近いうちに会おう、では—」
[用法] 失礼・失敬・無礼——「人の足を踏んでおいて謝りもしないとは失礼な(失敬な・無礼な)やつだ」のように、礼儀を心得ないの意では相通じて用いる。◇「失礼」は、問いかけたり、わびたり、別れたりするときなど、礼儀に外れないために、もっとも普通に男女ともに用いる。また、相手が目上・同輩・目下だれにでも使える。「失礼ですが、山本さんでいらっしゃいますか」「お名前を読み間違えてたいへん失礼いたしました」「お先に失礼」など。◇「失敬」は、やや古い語で、主に男性が同輩・目下に対して使う。敬意の程度は「失礼」よりも軽く、「きのうは失敬した」「これで失敬するよ」などと用いる。◇「無礼」は古風な語で、目上に対して身分をわきまえないという意味合いを含む。「ご無礼いたします」「この無礼者」
失礼
「失礼」の例文・使い方・用例・文例
- 早めにパーティーを失礼したので,楽しいことをすべて経験しそこねてしまった
- そろそろ失礼しなくては
- 彼の失礼な言葉が彼女を怒らせた
- 申し訳ないのですがすぐに失礼しなければなりません
- 彼は失礼にもうちの自家製のパンを石みたいだと言った
- ちょっと急ぎますので失礼
- お話楽しかったです.でもそろそろ失礼しなければなりません
- 彼女は彼の失礼な発言に対する怒りで顔を赤くした
- 失礼ですが,お名前を失念してしまいまして
- 彼の招待を無視するなんて君は失礼だ
- あんな質問をするなんて彼女も失礼だ
- 失礼ながら無断で電話を使わせていただきました
- 彼の失礼なことばがもとで口論が起こった
- 彼女はそんな失礼なことを言う人では絶対にない
- 失礼なことを言う
- そんなことをするとはあなたは失礼でしたね
- 彼らの外見について失礼なことを言ってはいけない
- 失礼なことば
- 口の中に物を入れたままでしゃべるのは失礼です
- 彼女に失礼な話し方をしてはいけません
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