太鼓持ちの名前の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:02 UTC 版)
太鼓持ちの名前の由来は、諸説あり、その中からひとつを紹介する。太閤秀吉の御伽衆で、非常に機知に富んだ曽呂利新左衛門いう侍がいた。秀吉の機嫌が悪そうな時は、「太閤、いかがで、太閤、いかがで」と、太閤を持ち上げて機嫌取りをしていたため、機嫌取りが上手な人を「太閤持ち」から「太鼓持ち」と言うようになったと言われている。ただし曽呂利新左衛門は実在する人物かどうかも含めて謎が多い人物なので、単なる伝承である可能性も高い。 日本古来から習慣となっている、宴会=宴(うたげ)は、節日に五穀豊穣と八百万の神を崇拝し、お神酒や供物を、神仏と共に食する直会の「打上げ」から来ていると言われる。 専業の幇間は元禄の頃(1688年 - 1704年)に始まり、揚代を得て職業的に確立するのは宝暦(1751年 - 1764年)の頃とされる。江戸時代では吉原の幇間を一流としていたと伝えられる。
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