太平洋への拡大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 15:37 UTC 版)
「ヌエバ・エスパーニャ」の記事における「太平洋への拡大」の解説
東インドとアメリカ大陸の間の貿易を確立すべく、太平洋を渡ってミゲル・ロペス・デ・レガスピはフィリピンにスペインの最初の入植地サン・ミゲル(1565年、現在のセブ)を建設した。アンドレス・デ・ウルダネータはフィリピンからメキシコへ黒潮に乗って、効率よく航海するルートを発見した。1571年、マニラがスペイン領東インドの首都となった。こうして、マニラ=アカプルコ・ガレオン船によるアメリカとアジアの貿易が始まった、主な貿易品は絹、香辛料、金・銀、陶器などであった。フィリピンはヌエバ・エスパーニャの中で、一つの行政区画、フィリピン総督領となった。アジアからの貿易品は、太平洋を渡りアカプルコに送られ、そして陸路でベラクルスへ、インディアス艦隊によって大西洋を渡りスペイン本国へ送られた。
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