天神荘と山神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 15:04 UTC 版)
七座山の東方のふもとには、天神荘(旧合川営林署)があった。これは、1932年に天神貯木場の事務所および宿泊施設として建設された。1963年に事務所は廃止され、福利厚生施設として利用された。1993年に閉鎖されるまで、成子内親王や北白川房子、高松宮宣仁親王、美空ひばり、大坂志郎、辰巳柳太郎などの有名人も宿泊した。1997年5月7日に、秋田杉をふんだんに使った近代遺産として国の登録有形文化財に登録された。その後水害によって被害を受けて、2008年取り壊された。 天神荘があった位置から、南方に移動し少し登ったところに、山神社がある。1930年に七座営林署と天神貯木場の新設工事にあたり、工事と作業の安全を祈願して作られたものである。山神社はコンクリート造りで内部には大山津見神の像が安置されている。天神荘から北方に少し移動して少し登ったところには、宝物庫があったが、現在は廃墟となっている。
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