大型海棲生物の発見例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 04:00 UTC 版)
「シーサーペント」の記事における「大型海棲生物の発見例」の解説
1976年に体長4m以上の未確認の魚類が捕獲されている。このサメの新種は後にメガマウスと命名され、現在でも世界で40体程度しか捕獲されていない。つまり、少なくとも体長4m程度の生物が誰にも気がつかれることなく存在していたのである。なお、メガマウスの生態は良くわかっていないが、現在のところ最大のものは5.44mであった。 2001年にはインド洋の深海で全長7mの新種のイカが発見されている(『サイエンス』)。 また、全長が6m程度になる比較的大型のアカボウクジラ科の鯨は未知の部分が多く、その仲間のオウギハクジラ属は近年2種の新種(こちらは3-4m程度)が記載され、その深海棲の生態から未発見の種が存在するとされる。また2002年に鹿児島に漂着したタイヘイヨウアカボウモドキはその全貌が明らかになるまでは頭骨二個だけが知られる鯨であったが、調査の結果世界中で比較的多く生息している種類であった事が判明した。また、2010年の国立科学博物館の「大哺乳類展」で2008年に北海道で発見された全長6mのツチクジラ属の未知の種類の全身骨格が展示された(ツチクジラ属#新種の可能性も参照)。
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